江蘇省蘇州市のある小学校で、生徒に配られたパンの生産日が1日後、つまり未来に作られたパンになっていたことが、中国で話題になっている。生産地偽装ならぬ生産日偽装か、と騒がれている。
翌日に生産されたパン
保護者がネット上に投稿した動画によれば、2024年3月26日、学校は生徒に二つのパンを支給、そのうちの一個のパンの包装にある生産日が2024年3月27日になっていた。
未来に作られたパン、ということで、中国ネット上では大騒ぎだったが、保護者にとってはたまったものではない。
粉飾、欺瞞を行うようなメーカーを学校が採用しており、生徒の校内における商品安全はどうなっているのか?と。
「初めて」「ミス」
これに対して学校側は2024年3月28日、すでに当日この状況を確認しており、対応している、と表明。このパンを製造したメーカーを特定、当局に通報したという。
中国現地メディアはこのメーカーの関係者に取材、その関係者は、このパンは、学校が生徒の遠足時のものとして買い付けた、これは同メーカーが初めてのこの学校に供給したもの、などとした。
今回の事件は、ラベル張りの作業員によるミスだったという。「我々が26日に製造したパンは27日のものと同じ。27日付のラベルが出来上がってきたので、26日製造のパンの包装に27日付ラベルを誤って張ってしまった」
このメーカーはすでに製造を停止しており、関連商品はすでに回収、検査に回されているという。
中国ネット民の反応
「我々の食品はみな、未来からやってきたものだよ」
「まあ、普通に考えて賞味期限切れのラベルを新しいものに張り替えようとして起きたミスだな」
「食品はみなこんな感じ。たまたまのミスで発見される」
「発覚したらみな、初めて。発覚したらみな、不注意だった。発覚したらみな、是正します」
「このメーカーの従業員には子供がいる人はいないのか? 子供に安全ではないかもしれないものを食べさせるようなことをよくできるな」
「上から下まで、腐っているな」
「初めてw」
「時空を超えたな。中国はとうとうタイムマシーンの開発に成功した」
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