江蘇省南通市の幹線道路で道路を占有する形で飲み会を開催している動画が中国で拡散され、ネットユーザーから激怒の声が上がっている。同市は内陸部というわけではなく、むしろ上海市に近い沿岸部で、比較的経済的状況に恵まれているエリア。そのような土地でこのような不法がまかり通っているのは、中国人の素養が疑われる。
何が起きた?
動画を確認すると、カラフルな屋根付きの大きめなテントが幹線道路の片側に設置され、その前後に多くの車が駐車していた。もう片側は自動車が通行可能な状態になっており、その飲み会会場のテントで道が完全にふさがれているわけでもなく、駐車している車はおそらく飲み会の参加者のものと思われる。
テントの中はすこししか確認できないが、本格的な調理器具もありそうで、相応に大規模な飲み会のようだ。なぜこんな道路を占拠する形で飲み会を行っているのは分からないが、動画を見た中国ネットユーザーは激おこだ。
中国ネット民の反応
「自分の庭か何かと勘違いしているのか?」「交通秩序の無視、場合によっては非常に危険な行為で、意図が不明」「やりすぎにもほどがある」「トラックなどが通過したら、人命にかかわる事故にもなりそう」
同地の政府の対応も後手に回り、これがまた火に油を注いだ。この動画拡散状況を確認した現地政府はすぐに反応、すでに該当の村々と連絡を取り合って、本件を処理するよう反映、要求している、とした。
これに対して、「何が反映だ?」「反映って何?」と、こうした場合、中国でもあまり使われない用語が今回使われたことで、怒りが沸騰している。「いやいや、市政府が直接人員を派遣して、撤去すればいいだけでは?」という真っ当な意見も見られた。
道路占拠は常態化
中国では近年、こうした公道の不法占拠行為が後を絶たないという。内陸部などの地方では特に、様々な勝手なイベントを開催して、その流れの勢いで公道を不法に占拠することが日常化している、という。
どんだけ民度や素養が低いんだ!
根絶には程遠い現状
この件をまとめた記事のまとめが興味深かったので、最後に紹介する。
今回、江蘇省の幹線道路で起きた飲み会による占拠事件は我々に警鐘を鳴らしている。全ての人は共同で努力し、交通法規の宣伝と執行度合いを強化し、道路の交通の安全性やスムーズさを確保すべきだ。
今回の事件によるより多くの人が関心や反省をして、結局、道路は何万本あろうとも、安全こそが重要な一本の筋だ。
ダメだこりゃ。まだまだ類似事件はなくならないなw
翻訳元:https://baijiahao.baidu.com/s?id=1793122091138587442&wfr=spider&for=pc
コメント
内陸ならともかく沿海部でもこの状況か。。