高3男子生徒が学校の女子トイレを1年にわたり盗撮、元カノと共有?

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江蘇省泰州市のある高校で、高校3年生の男子生徒が女子トイレにスマホを設置、およそ1年近く断続的に盗撮していたことが明らかになった。動画が、あるいは動画のスクリーンショットが外部に漏れている可能性も指摘されている。事の重大性から、中国で激しく炎上している。

事件の背景と発覚

江蘇省泰州市は省内の東側に位置しており、上海からもそう遠くはない。

その市内にある姜堰第二中学校が事件の舞台となる。名称は中学校でも、これは中国においては日本の高校に相当する。この高校は省内でも優秀な高校と知られ、進学校でもあったという。

情報は依然として錯綜しているが、事件を把握した学校が2024年3月19日に、現地公安当局などに通報、発覚した。同20日から中国のネット上でも話題になりはじめ、21日には中国の現地メディアも多く報じるようになった。

盗撮動画を元カノと共有?

被疑者の男子高校生は学校内にある女性トイレのタイルの間などに小型のカメラ、あるいはスマホそのものを忍ばせ、頻繁に場所を替えて撮影角度を調整したりして、多くの動画を撮影した。

彼はそうして得た動画を、なぜか元カノに送っていたともいい、「1本の動画を送信したら、前の動画を削除する」というゲーム感覚に興じていた、という。しかしその元カノは動画を削除する前に、すべての動画のスクリーンショットを保存していた。

学校、当局、市による対応

学校側は事件を察知すると、通報するとともに、公安当局に協力、この男子高校生とその保護者、その学年の主任をいずれも警察に出頭させ、調査を受けさせたという。学校では、校内の安全面や監視、管理の強化を通じて、再発防止を進めているという。

中国現地メディアによれば、公安当局に問い合わせているものの、その時点で、現在捜査中であり、事実確認を進めているところだ、との回答で、具体的な情報はつかめていないようだ。

市としてもこの事件を重要視しており、市クラスの教育局が専門の調査グループを組織して、独自にも調査を進めている。動画やファイルが残されているのか、被害に遭った女子高生や女性教員の特定と、彼女らのメンタルケアなどが行われると思われる。

中国現地メディアの分析

中国現地メディアは、この男子高校生がなぜこのようなでたらめな行為に及んだのか、その背後にある動機などを分析している。

それによれば、この男子高校生は異性に対する好奇心に駆り立てられた、あるいはネット上の悪い情報に影響を受けて、このような挙に出たのではないか、と推察する。「どのような動機であろうと、彼の行為はいずれも誤りであり不道徳であることは間違いない」。
「彼は他人のプライバシーを侵害し、女性の尊厳とメンタルを著しく傷つけた。このような行為は違法であるばかりでなく、社会的な公共道徳や道徳・倫理にも違反する」

「我々は学校の教育や管理の方面に抜かりが無かったどうかも確認しなければならない」「学校の校内の安全における監視や管理を強化、学生の安全やプライバシーの侵害はあってはならない」とした。

翻訳元:https://baijiahao.baidu.com/s?id=1794115719400301712&wfr=spider&for=pc

杓子定規では対応できない?

中国現地メディアの指摘はもっともなのだが、しかしあまりにも形式ばりすぎていて、とても再発防止が本当の意味で行われるとは思えない。

情報が錯そう中で、本当だったのかどうかも不明だが、上記の分析記事と同じ記事内に元カノと動画をシェアしていたと掲載されている。なのに、記事末尾の分析ではこの元カノの件を全く触れていない。

もちろん、この男子高校生も極めて悪質であり、裁かれて当然なのだが、動画をシェアしていた元カノの方も動画のスクリーンショットを取っておくなど、異常性を感じられる。

そもそも男子高校生による性的欲求が動機であるならば、元カノに動画をシェアするのはおかしい。

どのような状況で2人が盗撮動画を取り扱っていたのか全く不明だが、異常犯罪の可能性もあり、念仏のような分析だけで、杓子定規ではなかなか対応できそうにない。

コメント

  1. 確かにこれが本当なら元カノの方がヤバいかも

  2. 変態は一定数発生する。人口が多い中国なら、実数はより多いよなw

    • 変態を国家権力で縛れるかどうかの実証実験をしてくれているのかなw

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