あの事件にそっくり! 中国本土でも勝手な樹木伐採、罰金は950万円

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上海の観光地の一つ、バンドこと外灘(ワイタン)エリアのあるレストランが、一部の席からの景観や視認性のために、許可なく公共の7本のクスノキを伐採した件で、上海市当局からの処分が下され、罰金47.88万元、約950万円で、さらに伐採した本数分のクスノキを植え直すことが求められていた件で、この度7本のクスノキが改めて植えられた。

2022年11月に事件発覚

今回の事件は2022年11月、市民からの苦情で当局が検知したもの。すぐに捜査が開始され、バンドにあるとあるレストランが7本のクスノキを伐採、トラックや重機などを駆使して、それらクスノキを処分したことが判明した。

特に問題になったのは、これらのクスノキがいずれも直径30cmの立派なもので、周囲の緑化目的樹木の中でもなかなか見られない規模のものだった。

行政処分と民事訴訟

2023年1月9日、上海市緑化条例などの関連規定を違反したとして、主観的かつ故意、違法性の事実、もたらす損害に照らし合わせ、補償基準の最高7倍の処罰に該当するとして、罰金47.88万元が確定した。

しかしこれはあくまでも行政処分であり、事の重大さもあって、現地検察当局は民事訴訟も進め、各部署が協調して協議、環境を侵害したことにより、植え替え及びその費用負担も同レストランに課されることになった。

翻訳元:https://baijiahao.baidu.com/s?id=1793296377444126719&wfr=spider&for=pc

日本でも類似・悪質な事件が

よく知られているように、日本でも中国人による勝手な伐採事件が起きている。富士河口湖町にある中国資本のホテルが、一部の客室から富士山が見えない、という理由で、隣の日本人が所有する別荘に生えていたヒノキ23本を無断で伐採した、というもの。

この日本の場合は、幹は残されたものの、枝がバッサリとやられている。つまり同ホテル客室から見える富士山は、不自然なヒノキの向こう側、ということになる。美的感覚も何もあったものではない、完全に理不尽な凶行。

ただ、幹に除草剤を注入するなどの悪質性が確認され、それが原因か、時間が経つと幹も倒れだしたという。当初そのホテルの中国人オーナーは犯行を徹底的に否定したというが、同ホテルの従業員から犯行の一部始終を録画した映像が流出、被害者の方は警察に被害届を提出、捜査が始まっている。

今回の上海の件を例に取れば、本数の違いを考慮して、とりあえず損害賠償3000万円以上、犯人の自費で23本のヒノキの復元程度は求められるべきだろう。中国人は自国でも、日本でもやりたい放題すぎる。少なくとも中国と同程度の厳罰が望まれるし、それであれば中国人も文句はなかろう。

コメント

  1. 中国人はどこでも勝手に樹木を伐採するのかw 無茶苦茶悪質すぎ。もっと厳罰にできるスキームが絶対必要

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