中国的あおり運転、助手席ドアを開けて威嚇、すぐさま逃走―西安市

ライフ
ライフ地域

陝西省西安市で2024年3月10日、トンネル内を走行中の車両があおり運転、なんと助手席のドアを開けて被害車両を威嚇、走行を妨害する行為が確認された。その一部始終が後続車両のドライブレコーダーに撮影されており、中国のネット上で拡散した。

実際の動画

中国動画サイト:https://haokan.baidu.com/v?pd=wisenatural&vid=16502130176484228756

何が起きた?

その映像によれば、市内のトンネル内で、黒いSUVが車線変更し、前方の白い車両を追い越し幅寄せ、右側の助手席ドアを開いた。被害を受けた白い車両は落ち着いてブレーキをかけ、ドアを回避した。あおり加害の黒いSUVはその後、迅速にその場を逃げ去った。

この映像がネット上に流れ、すぐに炎上。SUVの運転手と助手席に座っていたであろう同乗者の悪質な行為に批判が集中した。中国ネット民は関連部門に捜査を要求、厳しく対処すべし、との声が上がっていた。

3月12日になり、西安市交通警察は公式SNSで、調査の結果、悪質な行為を行った車の当事者を特定、出頭させて確保したと説明。このような危険運転の行為に対して、警察は厳重に処罰をくだし、道路や交通秩序と安全をしっかりと守っていくと表明した。

桁が違う中国の交通事故死者数

中国の交通事故による死者数は2022年、6万1703人となった。同年の日本での交通事故死者数は2610人。両国の人口差は約10倍、中国の自動車保有台数は約3億台に対して、日本は8300万台ほどで、その比率から考えても中国の交通事故死者数は異常に多い。

上海や北京など大都市では以前よりはだいぶましになったとはいえ、中国の自動車の運転は日本と比べ、格段に荒っぽい。西安も大都市に違いないが、昔ながらの運転の粗っぽさは濃厚に残していそうで、西安に限らず、蘇州など大都市でも運転の粗っぽさは指摘される。

それに加えてこのような悪質極まりないあおり運転が発生すれば、そのリスクはより増していくことになる。日本でもあおり運転はなくならないので難しいが、中国の交通事情がより改善していくことを切に希望する。

翻訳元:https://baijiahao.baidu.com/s?id=1793367409777480225&wfr=spider&for=pc

コメント

  1. 助手席のドア開けた、その人の方が危険じゃね?w

    • 確かにw 走行中の助手席のドアを開けっるって、命がけじゃねw何でそんなことするのかなw

タイトルとURLをコピーしました